今日の部活は茶華装道部と一緒に”和菓子作り体験”をしました!!
茶華装道部とは、茶道(お茶)・華道(お花)・装道(着付け)を学ぶ部活で、うちと同じく女子ばかりで活動しています(^_^;)
そして、茶道といえばお茶と和菓子。
その和菓子作り体験を茶華装道部がすることになり、アートクラフト部も一緒にどう?と誘われました(*^_^*)
洋菓子は家でも手軽に作ることはできますが、和菓子って、なかなか自分では作る機会がないですよね(^_^;)
私もいちご大福くらいしか作ったことがありません。
こんないい機会はなかなかないから、是非にと参加させてもらいました★
今日の講師は小松市京町で天保8年(1837年!…170年以上前!?)から創業している老舗の和菓子屋さん”行松旭松堂”さんの7代目★
とても分かりやすく、優しく和菓子とその作り方について教えて下さりました。
今日は花の宴という名前の桜の花を模した上生菓子を作りました!
材料は行松さんが準備してくださった、4色のこし餡。
7代目が15年前に京都での修行から小松に帰ってから、洋菓子店やパン屋さんはたくさんオープンするのに、和菓子屋は一軒もオープンしていないそうです。最近の新築のおうちには、畳の部屋が一つもないおうちもありますよね。
このままでは、畳が廃れ、茶道が廃れ、和菓子が廃れるのでないか…と12年前から和菓子体験をはじめられたそうです!
行松さん曰く、『和菓子は五感で楽しむもの』だそうです。
味覚・・・「味」 今日は小豆に砂糖を加えた餡を使うので、小豆と砂糖の味。
嗅覚・・・「香り」 ヨモギを入れる、桜の葉を巻くなど、季節の香りを楽しむことも。
聴覚・・・「耳で」 和菓子に一つひとつ名前がついています。行松さんでは、その意味や由来を書いた紙をお客さんにお渡ししているそうです。今日もご用意してくださっていました。その意味を耳と心で感じる。
視覚・・・「見た目」 目で見て色や形を楽しむ。和菓子は四季をモチーフにしている者が多いので、四季を感じられますよね。
触覚・・・「舌触り」 味とは別に、口どけなどの食感。同じ材料で作っても、作る人によって変わるそうです。
この五感のうち、味覚・嗅覚・聴覚は行松さんがすでに準備してくれているもの。
しかし、視覚と触覚は、作り手により変わります。
確かに、同じ材料で作っても、十人十色の花の宴が出来上がっていました(笑)
最初に、7代目の見本を見せていただき、そのあと茶華装道部の2年生がみんなの前でひとまずチャレンジ!
その後、5人ずつにわかれて、各自3つずつ花の宴を作りました。
中には、なかなか上手に作れない生徒もいましたが、みんな自分なりの花の宴を完成させていました(*^_^*)
私をはじめ教職員も10人ほど子どもたちを一緒に体験をさせてもらいました☆
私自身、和菓子作り体験は初めてなので、上手に作れるのかな~と心配でしたが、思ったよりはまともな作品に仕上がり、ホッとしました(笑)
7代目に、「先生たち、本気出したらいかんよ!」って言われました(^_^;)
お菓子が出来上がったら、茶華装道部の生徒がお抹茶をたててくれたので、みんなで美味しくいただきました☆
でも部員たちの中には、お抹茶が苦くて飲めない子もいたみたい…(>_<)
普段、茶華装道部と違って、和菓子に触れる機会が少ない私たちにとって、プロの技を直接見て、教えていただけて、本当に貴重な体験となりました(*^_^*)