今週は本校の文化部作品展がこまつ芸術劇場うららで行われ、アートクラフト部の部員達のスイーツデコ作品も展示させていただきました。
そして、今日からは新しく『加賀ゆびぬき』制作がスタート!!
まずは一番簡単そうな写真左の『矢鱈縞』、中央の『二色うろこ』にチャレンジします☆
ちなみに、右は『青海波』という模様。
『加賀ゆびぬき』とは、金沢に古くから伝わる伝統工芸品のひとつです。
バイアス布と画用紙で写真のような土台を作り、この土台に真綿を巻いて、表面は絹糸で一本一本丁寧にかがっていくことでさまざまな模様が浮かび上がります。
古くは元禄の頃から作られてきたともいわれています。
数年前からひそかにブームとなり、NHKの番組で取り上げられたこともあります。
今日はまず、土台作りの準備から。
土台の芯になる部分を画用紙を切ったり、画用紙で土台を作るときに必要な筒を作ったりしました。
そして、バイアス布の色を選んでカット。
できた人から『矢鱈縞』用の糸を三色選んで、下処理(折り癖を取っておきます)しました♪
そして、筒にバイアス布、画用紙を巻き付けて布をめくり、千鳥がけをしました。
たぶんみんな、人生初の千鳥がけ(/・ω・)/
今日は、ここまで。土台の半分くらいができました。
来週は、この土台に真綿を巻き付けていきます。
顧問Tは部員達に教えるために先週何個か作ってみました。
ここでは簡単ですが、真綿を巻くのが難しいというか、どこまで巻けばいいのかがイマイチよく分かりません(-_-;)
巻きすぎなくらいがいいのかもしれません。
図書室にあった、大西由紀子先生の『はじめて加賀のゆびぬき』を参考に作っています。
見ているだけでもきれいで、いろんな色や模様が紹介されていて、創作意欲がわきます!!
しかし、結構難しいものもあるので、何個か作ってみないと複雑なものは無理そうです((+_+))
来年の文化部作品展には、このゆびぬきを展示できるよう、頑張って作っていきたいと思います★
さて、明日は県地場産業センターにて行われる『県産業教育フェア』に1年生2人が参加します!
石川県といえば他にも和菓子や水引なども有名ですよね?その体験コーナーのお手伝いをしてきます。
無料で誰でも来場できるし、体験にも参加できますのでよかったらどうぞ(/・ω・)/